外資系ヘッドハンティング会社社長が教えるプロフェッショナルネットワーキングの勧め

f:id:kenjiokb:20170727201909j:plain

先日、ネットワーキングの大切さについて学ぶセミナーに参加したので、備忘録もかねて教えて貰ったことを記載してきます。

講師は外資系ヘッドハンティング会社の社長。アメリカ人ながら日本語はペラペラ。米国の名門大学でMBAを取得した後、主に外資系の企業で様々なシニアマネージャーのポジションで活躍し、数年前から某外資系ヘッドハンティング会社で代表取締役として働いている人です。

ネットワーキングは違う日本語で「コネ」と言う言葉がありますが、どういう訳か「コネ」という言葉は総じてネガティブな文脈で使われることが多いのではないかと思います。

しかし、アメリカではネットワーキングは就職や転職活動の非常に大きな比重を占める活動で、良いネットワーキングを持っていることは、その人のプロフェッショナルとしての実力を図る一つの指標になっていると思います。

以下、本日のセミナーで教えて貰った事です。 

ネットワーキングがなぜ重要なのか?

以下は、そもそもなぜネットワーキングが大切なのかという理由です。

  1. 正しい人を知っていれば、自分自身ではたどり着けない場所に導いてくれる
  2. ネッットワーキングは新しい可能性を開いてくれる
  3. 厳しい状況になると顧客はあなたを見捨てるが、友人は見捨てない

これは全く同感で、僕自身、今の職場は4社目ですが、一般応募で新卒で入社した会社以外、すべて人との繋がりがきっかけです。

どのようにネットワーキングを始めるのか?

スポーツと同じようにネットワーキングも訓練あるのみ。普段から様々なネットワーキングの機会を活用するべき。以下はその例。

  • ネットワーキングイベントや業種交流
  • 専門家のネットワーキング
  • LinkedInなどオンラインネットワーキング
  • 大学の卒業生のグループ 

アメリカにおいては、ほとんどのエグゼクティブはLInkedinをネットワーキングに活用している。Linkedinのアカウントを常に魅力的にしておく。Linkeinはオンライン上の履歴書である。

ネットワーキングではVCPを意識する

ネットワーキングを広げる上では、VCPを意識することが大切。VCPとは、Visibility(可視性)、Credibitiliy(信頼)、Professionatily(プロフェッショナリズム)の3語の頭文字を取ったものです。

  1. Visibility(可視性):あなたが誰で、何をしているのか知ってもらう
  2. Credibitiliy(信頼):人として信頼を得る
  3. Professionatily(プロフェッショナリズム):一緒に働きたいと思って貰える 

ネットワーキングでは多様性を求めることが大切

多様性のあるネットワークを持つことはとても大切。自分が快適な人たちだけと繋がっていると、ネットワークの規模はとても小さくなる。多様な人たちと交流することで、ネットワークの規模は広がっていく。 

ネットワークを維持する

時間が開いたらまめに連絡を取って人間関係を維持する努力をする。現代は以前よりも人との繋がりを維持できる手段が多くある。電話、メール、LINE、Facebook、Linkedinなど様々な手段を活用して、人との繋がりを維持することが大切。

一度切れてしまった人間関係があっても、恐れずにもう一度繋がる努力をする。

受けるより、与える方が幸いである

普段から周囲の人たちが必要とすることをあなたが提供していれば、あなたが必要な時に助けてもらえる可能性が高まる。良いネットワーキングがあれば、様々な機会は自然にやってくるもの。

エレベータースピーチを練習する

ネットワークを広げる上で、自分自身が何者なのかを簡潔に相手に伝える必要がある。相手に伝えるためには、エレベータースピーチと呼ばれる30秒自己紹介ができるように練習をすると良い。

以下、エレベータースピーチのポイントです。

1)自分自身の強みや特徴を現わせるポイントを3つ挙げる。

この3つはどこの大学を出たとか、どの会社で働いているかとか、今何をしているかということよりも、自分自身はどんな強みがあるのか、どの分野なら誰にも負けないのか、どんなことをに情熱を感じるのか、といったところに焦点を当てる

2)短い時間で自分のアピールができるように、3つ挙げたポイントの表現を練る。

ちなみに講師の外資系ヘッドハンティング会社社長は自分自身のことを、

  1. ネットワーキングのマスターブラックベルト(黒帯)
  2. どんな難度の高い仕事でもやり遂げるフィニッシャー
  3. 日米のマーケットと言葉に習熟したバイカルチャー人材

と表現していました。こういったすごい表現で自分自身を売り込むところは実にアメリカっぽいです。

しかし、自分が誰かを採用しなければならないような時に、自己紹介で上記のようなことを言ってくるヘッドハンターの社長が現れたら、思わず仕事を頼んでしまいそうです。

3)それぞれのポイントに対し、強力なバックアップストーリーを用意しておく

もっと詳しい話ができるだけの時間があった場合、それぞれのポイントをバックアップできる具体的なストーリーを用意しておく必要があります。そうでないと、単なる看板倒れになり兼ねません。

例えば、外資系ヘッドハンティング会社社長はネットワーキグのマスターブラックベルトとしての一つの証として、自身のLinkedinのネットワーキングが5000を超えていることを示していました。そして、彼の手がけた案件のうち半数以上は彼自身のLinkedinネットワーキングから制約したとのこと。

こういう具体例を説明されると、良い人材を紹介してもらえる可能性が非常に高そうだ、と言う印象を持てるのではないかと思います。

4)ひたすら練習あるのみ。

自分を売り出すことは誰にとっても恥ずかしいもの。ひたすら練習あるのみ。

まとめ:ネットワーキングは農業と同じ

ネットワーキングはハンティングと言うより、むしろ農業に似ている。すぐには結果は出ないが、時間をかけて育てることにより、大きな収穫を期待することができる。ネットワーキングを広げる努力は今から始めるべき。

都内のタクシーの初乗りが410円になってからお客さんは果たして増えたのか?タクシーの運転手さんに聞いてみた

先日、来客と一緒に都内でタクシーに乗ったところ、初乗りの金額が410円になっていることに気づいた。興味を持ったので、タクシーの運転手さんにいろいろと質問してみました。

どうやら初乗り410円になってお客さんは増えたらしい

僕「初乗り410円になってますね。どうなんですか。お客さん増えましたか?」

運転手「増えましたね。やはりちょい乗りのお客さんが多くなりました

僕「410円でどこまで乗れるんでしたっけ?」

運転手「だいたい1キロくらいです。その後は80円刻みで上がっていきます。単位は・・すいませんよく覚えていません。でも、2600円くらいまでは以前よりも安くなっていると聞いてます。2600円を超えると逆に割高ですね」

僕「1日に何人くらい乗せるんですか?」

運転手「そうですねえ、20人から30人くらいですかね。多い人は40人から50人くらいいきますが、私はなかなか40人は超えられないですね(笑)」

遠乗りのお客さんは嬉しいが、営業規制は結構厳しい

僕「やはり、遠乗りのお客さんは嬉しいものなんですか?」

運転手「それは嬉しいですよ。一人のお客さんでしっかり稼げますから」

僕「でも、都内を出て知らない場所に行って、そこでまたお客さんが乗ったら面倒じゃないですか?」

運転手「いや、実は都内を出ると営業はできないんですよ。そこはすごい厳しくて」

僕「どういうことですか?」

運転手「それぞれのタクシーには縄張りのようなものがあって、決められたエリアでしか営業ができないんですよ。私が営業できるのは基本的に都内だけです」

僕「でも、そんなこと誰も分からないんじゃないですか?」

運転手「いや、どのタクシーにもドライブレコーダーが内臓されていて、本部で全部移動場所をチェックされてるんです。もし違反したら・・・1週間くらい営業停止です。だから絶対にやりません」

僕(恐)

運転手「でも例外もあって、例えば地方から都内に戻るお客さんがいれば、それはOKになります。ですから、乗せる前に、都内になら載せられますが、という確認をしっかりとやってから乗せるようにしています。まあでも、ほとんどの場合は回送にしてそのまま都内に戻ってきますけどね。」

タクシーの車は50万キロ走る

僕「ところで、前から気になっていたんですが、タクシーの車って古いものが多いですよね」

運転手「それはそうですよ。タクシーは最低50万キロ走りますからね」

僕「ええ!? 10万キロで乗り換えるのが普通だと思ってましたが」

運転手「はは。10万キロで乗り換えるべき、なんていうのは正直車を売りたい自動車メーカーが流布している陰謀みたいなものですよ。全く問題なく50万キロくらいまで走りますね。そう考えると、日本車のエンジンの性能っていうのは大したものです」

僕「そうだったんですか・・」

運転手「その代わり、タイヤとシートは頻繁に交換しますね。1ヶ月に2万キロは走りますから」

まとめ

10分足らずの時間でしたが、思いもよらずなかなか面白い話が聞けました。特に車は50万キロまで大丈夫、だというのは驚きました。我が家は1年に1万キロくらいの利用なので、このまま行くと死ぬまで今の車と付き合うことになるかもしれません。笑

 

 

Anker PowerCore 10000購入レビュー|最小最軽量、大容量、お手頃価格の3拍子揃ったスマホ用モバイルバッテリー

兼ねてから欲しかった、スマホ用モバイルバッテリー。いろいろ調べた結果、Anker PowerCore 10000を購入しました!

スマホ用モバイルバッテリーの選び方

スマホ用モバイルバッテリーの選び方は、次の3つになります。

  1. 重さ
  2. 容量
  3. 価格

1)重さ

まず重さについてです。基本的にモバイルバッテリーは持ち歩くものなので、可能な限り軽いものが良いのは論を待ちません。しかし、ここで問題になるのが容量との兼ね合いです。

重さだけを考えるなら、以下のスティックタイプは 200gしかありません。しかし、容量は5000しかありません。

逆に大容量の20000台の商品はどうかというと、今度は重さが問題で、0.5キロくらいあり、とても持ち歩けるレベルではありません。

 

2)容量

容量は、どれだけ充電できるかという基準で、mAhという聞き慣れない基準を使います。これはミリアンペアアワーという言葉の略で、一時間あたり、どのくらいの電気を放電し続けることができるか、という意味です。

2017年夏現在、モバイルバッテリーでは、20000、10000、5000というのがメインの売れ筋容量となっていて、以下がそれぞれの充電可能回数の比較になります。

mAh スマホ充電回数 タブレット充電回数
20000 8 2
10000 4 1
5000 2 0.5

スマホに4回充電できるのであれば、2泊三日のキャンプなどでも十分です。


 3)価格

価格についてですが、こちらも大容量であれば当然価格が高くなります。個人的にお得感がある価格帯は2000円台です。

結局、最小最軽量、大容量、お手頃価格の3拍子揃ったAnker PowerCore 10000を購入

結局、最小最軽量、大容量、お手頃価格の3拍子揃ったAnker PowerCore 10000を購入することにしました。価格は重さは259g、容量10000mAh、価格は2千円台とどれを取ってみても満足なレベルです。

アマゾンで注文すると早速届きました。

開封。

入っているのはケース、ケーブル、本体の3つだけ。

側面。右側のInputは本体の充電用です。スマホに充電する場合は左のUSBを使います。

サイズはこのくらい。手のひらサイズです。重さは259gですが、それでもずっしりとした感覚です。

本体充電中。

スマホに充電する方法は超簡単で、USBに繋げるだけで自動的に始まります。

まとめ

今回購入した商品は2015年に発売されたものですが、2017年夏現在もアマゾンの売上No.1の商品です。

f:id:kenjiokb:20170724055836p:plain

最小最軽量、大容量、お手頃価格の3拍子揃ったスマホ用モバイルバッテリーをお探しであれば、是非Anker PowerCore 10000を検討してみてください。

 

 

 

これから韓国旅行に行く人が知っておくべき韓国のタクシー料金の相場と日本のタクシーとの違い

韓国に行くと、日本よりも遥かに気軽に使える交通手段、それがタクシーです。出張の度にお世話になっていますが、今回はこれから韓国旅行に行く人が知っておくべき韓国のタクシー料金の相場と日本のタクシーとの違いについて書いてみたいと思います。

料金の相場は日本よりも安い

まず、ソウル市内の場合、基本料金は3000ウォン/2kmです。その後は、15km/h以下の場合に35秒当たり100ウォンずつ増えていきます。為替とかで変わりますが、日本円で考えると、初乗りが300円くらいで、その後約1分ごとに20円追加されるイメージです。

かなり乱暴に言うと、料金は日本のタクシーの半額以下という感じです。

韓国のタクシーのドアは自動で開かない

日本のおもてなしタクシーに慣れていると、自動でドアが開くのが当たり前になっていますが、韓国のタクシーにそんな洒落た機能はありません。自分で勝手に乗り込みましょう。

ラジオや音楽が勝手にかかっていることが多い

 最初かなり驚きましたが、だいたいどのタクシーも、運転手さんの好みで音楽やラジオが勝手に流れています。お客さんが好きかどうかなんて、全く関係ありません。

基本的に英語は通じない。日本語はもっと通じない

これは何度も経験していることですが、言葉がとにかく通じません。英語も日本語も通じません。そのため、タクシーを使う場合は目的地を誤解なくはっきりと伝える必要があります。

ナビが装備されているのに、なぜかあまり使えない(使わない??)

どのタクシーもナビが装備されていますが、どういう訳か目的地を伝えてもナビできちんと設定して目的地まで行く、ということがあまりありません。ナビを使うと自動的に最短経路を示してしまうので、もしかすると、使わないことで大回りをして、ぼったくろうとしているのかもしれません。

タクシードライバーの運転はかなり荒い

僕の感覚だと、7、8割のドライバーの運転はかなり荒いです。赤信号が見えているのに、アクセルを踏んでスピードを出し、急ブレーキで止まる、というようなことを頻繁に繰り返すため、かなり酔います。

韓国人の国民性をよく表しているのではないかと思うのは僕だけでしょうか。毎回、今度こそ事故るのではないかとヒヤヒヤしています。

クレジットカードでの支払いは日本より便利

クレジットカードでの支払いは日本より便利です。日本では、カードを認識するまでちょっと時間がかかり、サインも求められます。

しかし、韓国のタクシーは日本よりもカードの決済時間が短い気がします。また、サインも不要です。

 

村上世彰氏の著書「生涯投資家」から村上世彰氏の投資スタイルと投資哲学を学ぶ

先日、長年の沈黙を破りメディアに再び登場し始めた村上世彰氏の本を読んだ。当時は社会のことを何も知らない大学生でしたが、テレビに毎日のように登場する村上世彰氏を見て、胡散臭いだなあ、と思っていたのは僕だけではないのではないかと思う。

当時から、通産省のキャリア官僚だったことは知っていましたが、なぜ官僚が投資家になったのか不思議でした。しかし、今回の書籍を読んで、小学三年生から経営者だった父親の手ほどきで株式投資をやっていた村上世彰氏にとっては、官僚から投資家になった訳ではなく、元々投資家だった村上世彰氏が、一時官僚になり、その後投資家に戻っただけだった、ということが分かりました。

今回この本を読んで、信念にひたすら真っすぐな人物なのだと考えを正しました。裁判のことはよく知りませんので、個人的な憶測ですが、有罪判決を受けたのは、ホリエモン同様、日本人にありがちな「けしからん罪」のあおりを受けたのではないかと邪推します。

ちなみに「けしからん罪」とは、 「コイツ、なんだかイキがってるな! けしからん!」 といって、いろいろ根掘り葉掘り調べられ、グレーのものが見つかれば 「ほら、ブラックだ!」 と言って逮捕されてしまうことです。

村上世彰氏の投資スタイル

ちょっと脱線しました。 この本には、いろいろなことが書いてありますが、村上世彰氏の投資スタイルについての説明が非常に興味深い。正直なところ、僕のような弱小個人投資家には真似できないことばかりなのだが、備忘録としてポイントをまとめておきたい。 村上世彰氏は投資のポイントとして、3つのポイントを挙げていた。それは次の3点。

  1. 期待値
  2. IRR
  3. リスクの査定

1)期待値

村上世彰氏は投資の本質は、『リスク度合いに比して高い利益が見込まれるものに投資をすることだ』と本書の中で説明されていた。 つまり、通常はハイリスクに対しハイリターン、低リスクに対しては低リターンと、リスクとリターンは比例しているものです。

しかし、村上世彰氏の場合は、リスクは中レベルだが、高リターンを期待できるなど、 このバランスが崩れているものを投資の対象にしているとのことです。これが期待値です。 投資対象を様々な観点から分析、研究して独自の期待値を算出。この独自の期待値が投資の指標になっています。この期待値は最終的には●倍といった倍数になり、基本的にはトータルで1倍以上であれば投資のリターンが期待できる、という結論になるようです。

この独自の期待値の算出についての詳細は書籍の中では割愛されていましたが、僕のような弱小投資家とは異なり、多角的な観点で分析をしているであろうことは想像に難しくありません。

面白いのがギャンブルについての記述。この期待値でギャンブルの期待値を算出すると、宝くじは0.3、公営ギャンブルは0.75、カジノは0.9となりいずれも1倍を下回るため、確率的に必ず損をする勝負になるため、ギャンブルには一切手を出さないとのこと。

2)IRR(内部収益率)

次にIRRです。IRRとはInternal Rate of Returnの略で、日本語では内部収益率という言葉です。MBAのクラスに居たときに、ファイナンスのクラスで学んだ概念です。 IRRとは企業が投資を判断する基準の一つで、投資によって得られると見込まれる利回りと、本来得るべき利回りを比較し、その大小により判断する手法のことです。

IRRだけ見れば、より高い方が良い、ということになります。 村上世彰氏の基準では、このIRRの数字が15%以上、というのが投資条件の二つ目になるそうです。ただし、IRRには事業リスク、という概念が含まれていません。そこで3つ目のリスクの査定というポイントが大切になってきます。

3)リスクの査定

最後のリスクの査定についてですが、こちらは定量的な情報よりも定性的な情報を重視しているとのことで、経営者はビジネスパートナーの性格や特徴を、ディスカッションを通して理解するような努力をしているそうです。 経営者と話をするというのは、大きな資金を投資する投資家であるからできることではありますが、リスク査定においては右脳で考えて判断しているとのことは非常に興味深いポイントでもあります。

コーポレートガバナンスに命をかける姿がかっこいい

村上世彰氏の哲学は一貫していて、それは「コーポレートガバナンスを日本に根付かせたい」というものです。 コーポレートガバナンスとは、企業統治というのが日本語ですが、村上世彰氏の言うコーポレートガバナンスとは、株主による経営者の統治ということになります。

株主がもっと声を上げて、企業経営者の暴走を止めないといけない、ということのようです。 資本主義経済においては、資本を持っている者がヒエラルキーの頂点に居る訳で、株主になるということはそのヒエラルキーの頂点に身を置くということでもあります。 事実、会社法上は、出資者である株主が取締役の選任権を有し、最終的に事業の運営を支配しているということになっています。

しかし、実際には僕もそうですが、株主として発言をしたり、経営者に対して企業に要望を送ったりすることはほとんどないのが実情です。 こうした現状を変えようと、一貫して戦い続ける村上世彰氏は本当の投資家なのだと本書を読んで学ぶことができました。

 

生涯投資家

生涯投資家

 

 

暇つぶしの最終兵器?今話題のハンド(フィンガー)スピナーを使ってみた

先日、今話題のハンド(フィンガー)スピナーなるおもちゃを入手しました。ネットでみると大流行!みたいな煽り記事がたくさん出てきますが、小学生の息子に聞くと

「まあ、持っている人もいるよ」

くらいの温度感のようだ。

ハンド(フィンガー)スピナーとは何か?

ハンド(フィンガー)スピナーとは、真ん中を摘んで回すだけという恐るべきシンプルなおもちゃです。素材は回転力を出すため鉄製で、結構重量があります。

ちなみに、この商品はいろいろな名前がありますが、どれも同じ商品のことです。

  • ハンドスピナー
  • フィンガースピナー
  • Finger(フィンジャー)スピナー

 

ハンド(フィンガー)スピナーの遊び方

回すとこんな感じで、ブーンとひたすら回り続け、回転が止まってきたらまた回す、の繰り返し。

こんなものの何が面白いのだろう、と最初に思いましたが、手元に持っていると・・・

ジャー

 

ジャー

 

ジャー

 

気がつくとハンドスピナーを回し続ける自分がいます。驚

しばらく使って分かりました。そうか、これは暇つぶしで使うプチプチと同じ類のものだ。

ハンド(フィンガー)スピナーの効能とは

幾つかの英語サイトを覗いてみると、ハンドスピナーの効能として以下のようなものが挙げられています。

1)集中力が高まる

2)ストレス解消になる

3)タバコなど依存症の人が気を紛らわすのに役立つ

ただ、何らハンドスピナーが実際にメンタルヘルスの観点から役に立つと言う十分な研究はないそうで、自分で自分なりの効能を発見するしかないようです。

僕にとっては、前述の通り暇つぶしツールということになりそうです。

ハンド(フィンガー)スピナーの値段は数百円から

ハンドスピナーの価格ですが、なかなか良心的で、数百円から購入することができます。例えば、以下のハンドスピナーはアマゾンで最も売れていますが、300円以下で購入できます。

このリーズナブルな値段が、ハンドスピナーが子供達の間で人気が出た理由の一つでもあると思います。

ハンド(フィンガー)スピナーの選び方

ハンドスピナーはシンプルな商品ですが幾つか選ぶポイントがあります。

1)回転時間

回転時間ですが、我が家にある安いものは一度力を加えてから止まるまで1分半でした。販売されているものは5分以上のものもたくさんあります。

2)耐久性

ハンドスピナーは比較的重いおもちゃで手に持って遊ぶため、落とすリスクが非常に高いおもちゃとも言えます。耐久性の高いものが望まれます。

3)デザイン

ハンドスピナーは相棒として持ち歩くものなので、やはり気に入ったデザインのものを選びたいものです。

種類もいろいろ!購入してみたい面白ハンド(フィンガー)スピナー10選

以下は、アマゾンで入手できる面白いハンドスピーナーです。

 

 ミニオンズのデザイン。

山二 ミニオン ハンドスピナー (BP) 8408 ボブ 2 イエロー 99840800

山二 ミニオン ハンドスピナー (BP) 8408 ボブ 2 イエロー 99840800

 

 これは6又タイプのハンドスピーナー

  2又のハンドスピーナー

Smato ハンドスピナー ゴールド

Smato ハンドスピナー ゴールド

 

 キャンプテンアメリカの盾型ハンドスピーナー

9個の歯車が連動して回転するハンドスピーナー

 アウトドアで使える?キーチェーンパイダー型ハンドスピーナー

弾丸型ハンドスピーナー

 暗いところで光るハンドスピーナー

回転すると円が見えるハンドスピーナー

 手裏剣型のハンドスピーナー

 

 

嘘のオンパレードの「加計学園」閉会中審査で問題の本質を考える

学園の閉会中審査は嘘のオンパレード

安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、衆院文部科学、内閣両委員会合同の閉会中審査が7月10日に行われた。

僕は夜のニュースでその様子を小学生の子供と見ていたが、あまりの酷さに言葉を失った。

「文書はなかった」

「文書はあった」

「個別のやりとりは記憶にない」

「指示を受けた記憶はない」

「そんなことは言っていない」

審査の内容を誰が見ても明らかなのは、答弁をした人たちの中に「嘘つき」がいるということだ。話が全く噛み合わないのだから、間違いなく誰かが嘘をついている。

官僚も政治家も、日本の行政や政治の中枢にいる人たちは、証拠さえ残っていなければ、全国民の前でも堂々と嘘をついても良いと本当に考えているようだ。嘘をついている人たちは、自分の子供に対しても同じ嘘をつけるのだろうか。

個人の倫理観もたやすく捻じ曲げてしまう組織の論理というのは本当に恐ろしいものだと思う。

「加計学園」問題を超単純化してみる

今回の加計学園問題に限らず、物事が複雑に見えた時は、単純化することが大切ではないかと思う。今回の件はこんな感じかと。

・規制が厳しくて、全く許可が下りなかった

・突然ある一人に対し、許可が下りた

・下りた人を調べると総理大臣のお友達だった

話は実に解りやすい、これは単なるえこひいき問題だ。小学生が考えたって、何かおかしいということがはっきりわかる。

問題は、えこひいきをした人たちがそのことを全く認めないことだ。

しかし、面白いことに本人たちが認めようが認めまいが、今にいたっては日本の全国民が不公平はえこひいきが行われたことをほぼ確信しているのが現状ではないかと思う。

また、何か正しくないことをすると、どこかで帳尻が合うように世の中の法則はできている。 内閣支持率の急落は、まさにそうした帳尻合わせの一端だと僕は理解しています。