株探とYahooファイナンスを使ってこれから上がる株を見つける方法で日本エスコンを買ってみた
株式投資を始めて2年ほど。ネットで稼いだお金をコツコツと投資に回しています。少ない資金ですが、一応ほとんど負けなしで資金を増やすことができています。
全く株式投資を知らないところから始めて、試行錯誤を繰り替えし、ようやく効率的に投資する銘柄を選ぶ方法が分かってきました。
今自分が実践している、株探とYahooファイナンスを使ってこれから上がる株を見つける方法を解説したいと思います。
株を選ぶ基本は「高配当低位株」
僕が株を選ぶ基本方針は、高配当+低位株 です。
高配当とは、配当金をしっかりと出してくれるところで、最低でも3%を目安としています。
これは2つの意図があり、一つは値下がりした時のリスクヘッジです。株が値下がりして含み損が出ると売却できなくなり、塩漬けとなる可能性があります。
そんな時、配当金をちゃんと出してくれる銘柄であれば、放置しておくだけで損失を配当金で穴埋めしてくれます。
もう一つは、高配当という特徴そのものが「買い」を誘うキーワードだからです。特に配当金が貰える権利が確定する月は、株価が上がりやすい傾向があります。
低位株についてですが、低位株とはその名の通り、株価が低く抑えられている株のことを指します。人によって低位の基準は変わってきますが、僕は株価が500円以下を目安にしています。
もちろん、安ければ安いほど良いのですが、安い株には安いなりの理由があるため、300円以下の株は安心して買える株は少ないというのがいろいろな銘柄を見て感じる実感です。
低位株の罠を避けるために株探を使おう
株式投資を始めた1年ほどは株価スクリーニングサイト等を使って高配当低位株を探しては投資をしていました。以下が1年ほど使っていたサービスです。
しかし、低位株には低位株の罠と呼ばれるリスクがあります。それは、低位のまま株価が上がらないことです。
もともと人気がないので株価が安いのですが、安いまま時間だけが過ぎていく。これが低位株の罠です。
ですから、投資する側としては、「高配当」+「低位」+「これから値上がりする」株を探したい訳です。そこで出てくるのが、株探です。
株探は銘柄選びをサポートしてくれる便利なサイトです。この中に、四半期ごとに業績が上振れする可能性が高い有望銘柄を探せるページがあります。
例えば、以下が第一四半期時点の中間期上振れ銘柄を検索できるページです。株価、中間期進捗率、5年平均進捗率、決算期間、PER、PBR、利回りの7項目で並び替えることができます。
この中から、以下の条件に合う株を探していきます。
・株価:500円以下
・利回:3%以上
・PER:20倍以下
・PBR:1倍以下
・対中間期進捗率と5年平均進捗率の乖離が大きいもの
条件に完全に合うものがなくても大丈夫です。で、2017年6月時点で探してみると一つだけ条件に合う株がありました。8892 日本エスコンです。
銘柄の詳細はYahooファイナンスのアプリで調べる
買ってもいいかな、という銘柄が見つかったら、スマホのYahooファイナンスのアプリで詳細を調べます。企業情報、過去の業績、掲示板で直近の投資家たちの動向などをチェックします。
これで、購入してもいいかな、と思ったら即購入です。
以下は日本エスコンが株探に掲載されてからの株価の動きです。+60円くらいになっています。
まとめ
株式投資の銘柄を絞り込む方法はいろいろありますが、この方法は今僕が実践している最も効率的な方法です。実際に、僕は日本エスコンの株を購入しました。
追記(2018年1月19日)
この記事を描いてから半年過ぎましたので、その後どうなったのか記載しておきたいと思います。
日本エスコンですが、8月の第二四半期決算で一時暴落したものの、2ヶ月ほどで持ち直し、その後順調に右肩上がりを続けました。12月にはエスコン社が
- 業績上方修正
- 増配
- 自社株買い
の3つの実施を発表し、ストップ高で730円超え。その後配当落で一時下がりましたが、半年スパンで見ると確実に株価が上がり続けたことが分かります。
まあ、すべては結果論ですが、株主を大事にしてくれる企業で本当にラッキーでした。
僕は12月末に予定通り利確し、その後配当落で下がったところを買い戻し、本日19円のプラスで再び黒転しました。また暫くおつきあいが続きそうです。