「北朝鮮の非核化の費用はアメリカは出さない。日本と韓国が払う」アメリカと日本は、横暴なジャイアンとスネ夫のようだ
トランプ氏はまるで、横暴なジャイアン、金をせびられる日本はスネ夫
「北朝鮮の非核化の費用はアメリカは出さない。日本と韓国が払う」
米朝会談の後のトランプ氏の発言に
「??」
と感じた日本人は非常に多かったのではないだろうか。
「筋道はつけてやったのだから、金はお前らが出せ」
トランプ氏の姿勢はまるで、横暴なジャイアン、金をせびられる日本は、ジャイアンにたかられるスネ夫のようだ。
ニュース記事に夜と、安倍首相はこの件について反論もしなかったらしい。
もちろん、支援によって日朝間の関係が改善され、平和に向けて前進できるのは素晴らしいことだ。
しかし、非核化にかかる費用が220兆円という途方もない金額だと聞くと、話が変わってくる。
韓国と折半しても110兆円。これは日本の国家財政と同規模だ。税収50兆円で、残りの支出を借金によって賄っている日本に、110兆円などという規模の支援ができるわけがない。もう言っていることがめちゃくちゃだ。
日本の有識者たちは、支援の条件は拉致問題の解決だと主張しているが、拉致問題が解決したとしても、ない袖は振れないというのが現実なのではないだろうか。
追記
安倍首相は16日午前、読売テレビの番組に出演し、
「核の脅威がなくなることによって平和の恩恵を被る日本などが、費用を負担するのは当然」
と語ったという。
やはり、ジャイアン(トランプ氏)とスネ夫(安倍総理)との間で話は既に出来上がっていたようだ。
ただ、救いになるのは
「拉致問題が解決されなければ経済援助は行わない」
と述べていることで、一応ちゃんと条件はつけているようだ。
しかし、北朝鮮の国営ラジオ平壌放送は15日夜の論評で、「日本はすでに解決された拉致問題を引き続き持ち出し、自らの利益を得ようと画策した」と主張していることから、両国の溝がどこまで埋まるのか、今後の進展に目が離せません。