日本最大の釣り具チェーンの横に、日本最大のリサイクル釣り具チェーン。タックルベリー渋谷西口店のコバンザメ商法
僕は釣りが趣味で、時々釣り具屋さんに行くのですが、餌や仕掛けの購入で最もお世話になっているのが上州屋です。
上州屋は北は青森県から西は愛媛県まで全国200店舗を展開する日本最大の釣り具チェーンです。
ここの渋谷店は駅から本当に近いところにあるため、仕事帰りにすぐに立ち寄れるということで、年に数回は必ず来ています。
しかし、ここに来るもう一つの理由があります。それは、上州屋のビルのすぐ横に、釣り具のリサクルショップ、タックルベリーがあるのです!
タックルベリーは2000年4月に第1号店を出店した後急成長を遂げた、釣り具のリサイクルチェーンで、2016年2月現在、47都道府県に201店舗があります。上州屋と同規模です。
日本最大の釣り具チェーンの横に、日本最大のリサイクル釣り具チェーン。まさに絵に描いたようなコバンザメ商法です。笑
上州屋渋谷店は3フロアに別れていて品揃えがかなり充実していますが、タックルベリー西口店は1フロアのみです。
ただ、コンパクトに一通り揃っています。
タックルベリー新橋店はもっとえげつない
ちょっと調べてみると、タックルベリー新橋店はもっとえげつなく、上州屋新橋駅前店はニュー新橋ビルに入っていますが、タックルベリー新橋店も全く同じビルの中に入っています。
コバンザメ商法のメリット
コバンザメ商法のメリットは、初期の調査費用が低く抑えられることだと思います。通常、店舗を出店する際にはデモグラフィックデータを始め、様々な観点から商売として成立するのかを事前に調査し、検証する必要があります。
しかし、タックルベリー渋谷西口店のように、渋谷エリア最大の釣り具店があれば、そこには既に市場が存在している訳で、何も考えずに横に出店するだけで一定の売上が上がる計算をすることができます。
コバンザメ商法が膨れ上がっていくと、神田の古本街のようにエリアとして相乗効果を生み出せるようになるのかもしれません。